小話
4つ

お題を
Fascinating様より
お借りしました
携帯サイトの拍手
にて公開
下にスクロールで
小話4つ
平助・左之・ぱっつぁん・沖田



「好きになるってさ、どうしてこんなに苦しいんだろ」


「ねぇ、平助君」

「ん?何、千鶴」

「大好きだよ」

「俺も千鶴が大好きだ」

でもね?

「好きになるのって、どうしてこんなに苦しいんだろうね?」

平助君は少し驚いてから、微笑みながら言った

「その苦しみを含めて、俺は千鶴好きだ」



(痛みは貴方を思ってのモノだから)



「お前との子供が欲しいな。それも三人くらい」


「千鶴」

「なんですか?左之助さん」

彼が後ろから私を抱きしめる

「ん?幸せだなと思ってな」

「私も左之助さんと居られて幸せです」

ほほえみながら言う

「あー………」

理性が持ちそうにない

「お前との子供が欲しいな。それも三人くらい」
ボンッ!と音がでるくらい綺麗に一瞬で千鶴の顔は真っ赤になる

「………な……何言ってるんですか!?」

「今の俺の心境」

「……左之助さんなんて知りません!」






(おめぇの怒る顔にも欲情するんだがな?)



「あなたの傍にいられるのは私だけでしょう?」

「永倉さん?」

私が居間へと向かっていると、柱に身を預けて眠っている永倉さんを見つけた

「…永倉さん?」

再び呼びかけてみる
無反応
本当に眠っている

「幸せそう…」

私はしゃがみ込んで、永倉さんの顔を見る

「あなたの傍にいられるのは私だけでしょう?」
少なくとも、今この時は

「自惚れさせてください」

私が傍に居るから、幸せそうなのだと

暫くして、私は今の状況に顔を赤くする

「あ…ぁ…ぉ…おやすみなさい!」

私は急いでその場を去る






「俺の方が自惚れそうなんだけどよ、千鶴ちゃん」

顔が真っ赤なのが自分でも分かる


『あなたの傍にいられるのは私だけでしょう?』



「確かにそうなんだよ。」
俺は微笑みながら呟いた




「今更逃がすつもりはないよ?」
私は逃げていた

「沖田さんに見つかったら危ない!」

只今新撰組幹部数名と鬼ごっこの最中

鬼は沖田さんだ

彼は絶対最初に私を追いかけて来る

笑顔で!


「あれ?千鶴ちゃんまだこんな所に居たの?」

ビクゥゥウ!

「な…な…沖田さんっ!?」
「ん?何かな」

「もう数え終わったんですか?」

「うん」

「早すぎます!」

「君が遅いんだよ」

何故か言い返せない…

だから取り敢えず逃げることにした

「千鶴ちゃんは馬鹿だなぁ」

彼は笑いながら私に言った

「今更逃がすつもりはないよ?」

凄く楽しそうな、意地悪な笑顔でした