学園
パロディー

「雪村君資料はまとめたか?」

「っあ!はい。山崎会長、机においておきました。」

「すまない。だが、君に任せると安心だな。」

「あ・・ありがとうございます。」






あなたは忘れてしまったでしょうか?

昔私に出会っていたことを

志突き通して亡くなってしまったことを

苦しい戦乱の中でも

やっぱり

幸せだったあの日々を

あなたは覚えていますか?






「千鶴ちゃん。今日も生徒会だったの?」

明るい声がかかった

「お千ちゃん、うん。今日も生徒会だよ。」

「そっか・・・・じゃぁまた今度一緒に帰ろうね」

「うん。」

「・・・・あー、あと山崎君だっけ?会長。」

「そうですけど・・・どうかしたんですか?」

「彼、何か覚えてる?」

「・・・・残念ながら。そんな反応見たこと無いよ。」

私が生徒会に入って初めて山崎さんに会ったとき

私は心底驚いたのだ

だが、彼は何も反応を示さなかった。

ただ挨拶をしてきただけだった

”はじめまして”



「そっか、・・・・・ここからは、良いお知らせ。



















    見つけたよ。新撰組のみんな。」










「・・・・・・!!!!!!!」

「皆記憶を持ってた。」

「・・・・・ほ・・・本当に!?」

「うん。今度あってみるといいよ。」








皆が・・・千鶴ちゃんを心配していたから







「うん・・・・・。でもそのときは・・・・・・・・・・・。」
















「会長。どうしたんですか?」

「あぁ・・・雪村君か。」

「はい。まだ生徒会室にいるってこは、仕事をしていたんですか?」

「・・・・いや。休んでいた。」

どこか遠くを見つめるように山崎さんは話しはじめた

「夢を見たんだ。」

昔の夢

「仲間と一緒にすごした、決して平和ではなかったけれど幸せな日々の夢だ。」

一緒に笑いあったこともあった

死んでしまったあなたを思い、泣いた日も数え切れないほど有る

「その日々の中に・・・・君もいたんだ。雪村君。」

一緒にすごした日々

ただ一緒に華を見ただけだったかもしれない

いっしょにお茶を飲んだだけかもしれない

そんな日々を思い出したのだろうか?

「・・・・・・とても良い夢ですね。山崎さん。」

「・・・・あぁ・・・・確かにあの時、俺は幸せだったんだろう。」

皆がいて、君が居て

















”でもそのときは、山崎さんが全てを思い出したときだよ”











輪廻を廻った幸福な時が再び

近い未来に存在していた。